トイレにウォシュレット(温水洗浄便座)機能は当たり前の時代です。直近のデータでは、このような情報もあります。
内閣府が2018年3月にまとめた消費動向調査によると、2人以上世帯の家庭の温水洗浄便座普及率は80.2%。100世帯当たりの普及台数は113台となった。
温水洗浄便座の代名詞ともなっているTOTOのウォシュレットの初代が発売されたのは1980年。当初は「お尻を洗う」というコンセプトが理解されず、統計を取り始めた1992年の普及率はわずか14.2%だった。その後、普及率はほぼ一貫して右肩上がりに伸びており、水洗化を終えた一般家庭にはほぼ行き渡ったと考えられる。いまや、温水洗浄便座は日本の家庭の必需品と言っても過言ではない。
https://www.nippon.com/ja/features/h00185/
なんと、80%以上の世帯で、温水洗浄便座は普及しているそうです。
では、仮設トイレの場合はどうなのでしょうか?情報をまとめてみました!
仮設トイレのウォシュレットの歴史
答えからいうと、仮設トイレにも、すでにウォシュレット機能が存在しています。工事現場から花火大会などのアウトドアイベントまで、なくてはならないのが仮設トイレです。ただ、仮設トイレ=汚い、臭い、狭い、不衛生、などマイナスイメージが根強いですが、近ごろの仮設トイレは違います。水洗式でウォシュレットがついている衛生的なトイレが登場しています。機能的には、セルフクリーニング・オートパワー脱臭・クリーン便座・クリーンノズル・抗菌などの清潔さを維持するための機能、オフタイム節電・保温便座などのエコ機能、おしり洗浄・ビデ洗浄・水勢調節などの洗浄機能、便ふた着脱・ノズルお掃除機能などの自動清掃機能、便座ソフト閉止・擬音装置(音姫のような機能)・暖房便座・着座センサーなどの快適に使える機能、が挙げられます。
多機能トイレはここまできている!
女性をターゲットにした仮設トイレも続々と登場しています。
温水洗浄便座以外の機能でいうと
- パウダールーム
- 着替えボード
- 荷物フック
- おむつ替えシート
- エアコン
などの付加価値がついたものがあります。
これらの背景としては、女性が工事現場でも仕事する機会が増加していることが挙げられます。また、国の施策としても、建設業で女性活躍を推進するために、工事現場に女性専用の仮設トイレを設置した場合、厚生労働省が助成金を出すケースがあります。また、イベント会場でも、来場者の満足度を高めるためには、男女別にするのは当たり前で、かつ女性用仮設トイレを機能化することが求められていることも一因です。
まとめ
仮設トイレといえば、四角くて狭い箱の中にトイレがひとつあるのが主流でしたが、時代は変わってきました。普通のトイレと同じように付加価値のある仮設トイレにシフトしてきているのです。
仮設トイレメーカー各社も、オプションとして温水洗浄便座を設置することができるものを用意しています。
当社の仮設トイレレンタルでも、需要が伸びているのが温水洗浄便座です。これは、女性だけではなく男性にも人気が高いからです。
より満足度の高い仮設トイレをお求めでしたら、ご要望いただければ、対応いたします。